部屋と愛着と私。

1996年ごろ平松愛理の「部屋とYシャツと私」という曲がありました。
微妙なオンナゴコロを歌った歌詞は、ちょっと怖い部分も・・でもそうやねん、と共感するところもあって好きな曲でした。ご存じない方にはこちらを。(音楽が流れます)


そんな昭和な曲をなつかしむ同世代の中には、私のように子どもが巣立った寂しさと独り立ちした頼もしさを行ったり来たりする日々をお過ごしの方もおられると思います。コロナ禍で遠出もできない。そんな今は住まいをアップデートする最適な時!今日はaround 50限定?のお話。

リビングを見渡すと、子どもが幼稚園の頃に描いた絵や習字が画鋲で貼ってあったり、子どもが小さかったころ買ったキャラクターのインテリア雑貨などがありませんか。


いつまでも、あのかわいかった頃を感じていたい!という気持ちはわかります。処分しろとはいいません。置いておきたい絵や文字はきちんと額装して飾れば有名画伯のようになります。色のはっきりしたキャラクター雑貨は、この際リビングから退いてもらいましょう。
棄てるに忍びないなら別のお部屋や納戸へ。そしてこれまでの”汚れるから”・”すぐ壊すから”という理由で買ったものを部屋に置くのはやめて、気持ちが上がるものだけを吟味して買い、使う。愛着の向きを変えるのです。

職人さんが丁寧に作った家具や器、質の良い生地のカーテンやクッションカバー。部屋で育てる観葉植物。
自分とともに経年変化を楽しめる愛着のある空間に少しずつ変えていく
少しずつ揃える楽しみは時間のある私たちにぴったり。私たちも次のステージへ。美しく暮らしを楽しむ生活へ。インテリアは人生そのものだから。


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