ウィリアムモリス企画展!その前に。

5月15日から18日の4日間、雑貨店Bancdouxさんのお店とイギリスのインテリアをテーマに企画展を開催します。
san-aiからはウィリアム・モリスの生地や壁紙アートパネル、小家具などインテリアアイテムをお持ちします。



・・って「ウィリアム・モリスってだれ?」ということで、ご紹介。

ウィリアムモリスの肖像画

1834年(日本では天保5年)ロンドン郊外の裕福な家庭に生まれたウィリアム・モリス。(このオジサンの顔は社会の教科書で見たことがあるかも!?)

幼い頃より中世の世界に憧れ、自然に囲まれた大邸宅で過ごす中で養われた感性は、その後のモリスのデザインに大きな影響を与えたと言われています。

“世界で最も美しい家” とも呼ばれる彼が新婚生活を送るために建てた「レッドハウス」は、設計から家具、壁紙、カ-ペット、タペストリ-に至るまでモリスと彼の友人達の手によるもの。この内装経験を機に仲間と共にモリスは1861年モリス・マーシャル・フォクナー商会を設立しました。その記念すべき設立から、ちょうど160周年を迎える2021年。モリスが掲げた“芸術と仕事、そして日常生活の統合” という想いは引き継がれ、自然の樹木や草花などをモチ-フにしたデザインは少しも新鮮さを失わず、今もなお世界中で根強いファンが生まれ続けています。

(マナトレーディングのサイトから抜粋)

私は2017年に、このモリスの暮らしを見たくてイギリスへ。彼が新婚時代を過ごしたレッドハウスを訪ねてきました。

そして、モリスの別荘「ケルムスコットマナー」へも訪問。こちらはモリスが三角関係に陥ったちょっと悲しい家なのですが、装飾はすばらしく、興味深いものでした。

そこには、間違いなくモリスが見たであろう風景がそのままありました。


手仕事を愛し、美しいものにとことんこだわったモリス。今再び丁寧で、かつ美しいものづくりが世界中で見直されています。アートとインテリアの融合。
160年前からつながるデザインと想いが阿南で手に取れるのです。皆様にもその一端に触れていただきたいと思っています。お楽しみに!