阿南まちゼミ「ケーキの箱のお部屋づくり」リポート!

商店の各店主が講師となり、自店でお客様にゼミを開催する「まちゼミ」。令和最初のまちゼミは夏休みとあって子どもワークショップを開催しました。

「ケーキの箱のお部屋づくり」

6帖のお部屋を1/15に縮小したケーキ箱に本物の壁紙やカーテンを使ってマイルームを作ります。家具も置けます。子どもたちの想像で作る部屋はどんなかな?楽しみにしていました。3回開催して参加してくれたのは下は5歳から上は小学4年生までの12人。

まずは壁紙選び。

壁紙、こんなに種類があるの?どれにしよう…みんな真剣です。

綺麗に色を合わせる子、ゲームの世界のようなカッコイイ壁紙を選ぶ子…組み立てながらだんだんイメージ湧いてきたぞ。

デザインやモノ選びに関しては、オトナ口出し禁止ですが、ちょっぴり難しい工程はお母さんやおばあちゃんがアシスタントになってくれます。

カーテン屋ですので、トリムやブレードはたくさんありますー笑
キラキラしたものは人気でした。

王様のベッド、だそうです。確かに豪華!ネコもいる!

赤い窓、かわいいね。

使用したケーキ箱は、関西で活躍されているインテリアコーディネーターさん中心の「KIWIlabo.」(キウイラボ)というグループのみなさんが開発された組み立てキットです。糊も使わず、かんたんに箱も家具も組み立てられるよう工夫されています。すべて縮尺が1/15なのでリアルにイメージできますし、建築やインテリアを学ぶ学生の方も使える教材です。

最後にお互いの作品を見ながら、一人一人に頑張ったところ、ここが気に入っているというポイントを発表してもらいました。どの子もみんなこだわりポイントがありました。
みんなのイイ顔♪

本物に触れること、想像すること、手を動かして作ってみることで、きっとこれからお部屋をみる目線がかわるかも。
そういえば私も小さい頃から工作好きだった。
部屋の模様替え好きだった。
今回のゼミでそんなことを思い出しました。

こどもたちとインテリア。この子達が家を建てたり、部屋を決めるのは何十年も先ですが、今回のワークショップを楽しんだ気持ちそのままに家づくりを楽しめる大人が増えていくと日本のインテリアも変わっていくかも。
未来への種蒔き。