こうキタか!ウィリアムモリスの新コレクション
12月になりました。
先月のイベントを終えて、また、徳島で窓周りを考えるゆったりした日々に戻っています。
今日は新しいウィリアムモリスのブックが入荷したのでその一部をご紹介します。
世界的なベストセラーである『MORRIS ARCHIVE/モリスアーカイブ』の第4弾となる
今回のコレクションに付けられたタイトルは、『THE COLLECTOR/ザ・コレクター』。
デザイナーとしてだけでなく、ペルシャ絨毯やインドの染色テキスタイルの専門家という顔も持ち合わせていたウィリアム・モリスが、彼個人の収集品やオリエントのテキスタイルから刺激され創作したものを基につくられたコレクションです。
8柄のプリント生地と刺繍生地は、カーテンやクッション用のファブリックとして空間をクラシカルながらもモダンな光が指す美しい世界へと演出してくれます。(マナトレーディングHPより)
マナトレーディング William MorrisアーカイブⅣ
(上)オリエント地方の結婚式など特別な儀式用テキスタイルに見られる代表的な刺繍技法チェーン・ステッチで作られた大きなメダリオンのデザインは、目の肥えた19世紀のコレクターに人気でした。(マナトレーディングHPより)
細かいチェーンステッチで直径70㎝ものサークルデザイン。手仕事を大切にしたモリスの想いが伝わってくるようです。
(上)1893年開催のアーツアンドクラフツ協会の展示会で発表された、マートンアビー工房による手織りカーペットからインスパイアされた「Bullerswood」。恐らくケルムスコットハウスの食堂に飾られていた大きなペルシャ絨毯を基にしたとも言われており、伝統的なペルシャの花瓶デザインのカーペットのような柄です。(マナトレーディングHPより)
ざっくりと織られた生地に、憎めない表情の鳥が効いています。
今回のコレクションは、モリスらしからぬ・・といえばそうなのかも。
前回のピュアモリスはモノトーンで、これも想定外によかったけれど
今回はぐっと温かみのある雰囲気です。
東洋や遊牧民をイメージさせる大胆で素朴な
デザインが多く見られました。
ブックは無地のツイード生地と合わせてあったり
椅子張りやタペストリーでも素敵。
いろんなスタイルで楽しめそうです。
すべて海外取り寄せ品になります。
当店にコレクションブックがございますので、ご覧ください。